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SEO対策のメリットとデメリット
SEO対策のメリット
SEO対策の最大のメリットは、検索エンジンでの検索結果を上位に表示させることができることです。
そもそも、上位に表示されないと訪問先の候補にもならないわけですから、上位表示されることの意味は相当なものです。
また、上位表示するためのSEO対策を施す上で、ホームページを活用したマーケティング戦略が見直しされるメリットもあります。
SEO対策で一番重要なのがキーワードの選定です。キーワードを選定するということは、ターゲットやサービスが明確でなければなりません。
このようなことを見直す上でもSEO対策を施すメリットがあるのではないでしょうか。
加えて、利用者に優しい親切なサイトデザインに最適化しますので、検索エンジンの対策と同時に利用者に好かれることもSEO対策を施すがための隠れたメリットと言えるでしょう。
SEO対策のデメリット
検索エンジンが情報を収集するのは、HTMLで書かれたテキストデータのみです。
動画的演出をするフラッシュや写真等の画像データは読まれません。
また、動的な演出をするのに用いられるJavaScriptなども読まれません。読まれないだけでなく、もしHTMLのテキストデータだったらと考えると大損をしたことになります。
ビジュアルデザインを重視すると、フラッシュや画像、JavaScriptなどが使用されることになります。
SEO対策を施す上では、これらの要素とは敵対関係になってしまいます。
SEO対策のデメリットは、ビジュアルデザインによる演出を崩してしまう恐れがあることです。
検索エンジンは、HTMLのみによるシンプルなサイトデザインを好みますから見た目を重視するビジュアルを重視したサイトデザインとは相性が良くありません。
SEO対策と魅力的なビジュアルデザインがお互いを主張し合ってしまい、水と油のような関係になってしまいます。決して交わることはありません。しかしながら、どちらも欠かすことのできない重要なことです。
これから新規でホームページを制作する上では、予めどちらかに比重をおいて設計図を作ることが寛容な方法かと思われます。
前もってSEO対策とビジュアルデザインを天秤にかけておくと良いかもしれません。
「ホームページをなぜ作るのか」という制作する意味が天秤をかけたときの比重を左右することになるでしょう。
既存のホームページに対しては、SEO対策を施すことによって、現状の魅力的なビジュアルデザインを壊してしてしまわないように注意しながら可能な限りのSEO対策を施すことが大切です。
魅力的なビジュアルデザインを生かしながら、そこは邪魔しないように別の方法でその分を補うなどしてサイトデザインを最適化していくのが良いでしょう。
折り合いがつかないようならサイトのリニューアルをするしかありませんから・・・。
SEO対策には検索エンジンで上位に表示されるようになる大きなメリットがある代わりに、サイトデザインをシンプルな基本的なスタイルに近づけなければならないと言うビジュアルデザインの表現を制限せざるを得ないデメリットがあります。
そもそもホームページ制作とSEO対策は別なサービスですが、新規にホームページを作る場合は両方を意識しなければならない状況に来ています。
しかしながら、SEO対策の基本は考慮するとしても、はじめから全てをSEO対策して制作していくことには無理があるのではないでしょうか。
もちろん、そうできれば理想なのですが・・・。
ホームページ制作もSEO対策もそれぞれが奥の深い専門技術ですからね。